先週土曜日の葛城古道歩きですが
(→★)一言主神社で彼岸花にうっとりした後趣のある家が立ち並ぶ長柄の集落に入りました。

カメラを向けていると、床屋さんから散髪したてのかわいいお婆ちゃんが出てきました。
↑ 私は初耳だったのですが、ここは堺屋太一さんが
少年時代を過ごされたお家だそうです。
全然知らなんだ…このおばあちゃんが教えてくれました。
その隣にあるのが明治末年に建てられた長柄郵便局の建物。
当時の建物がそのまま残っているのは全国でも2つだけだとか。
「ここはもう、長いこと世話なりましてなあ~」
この長柄に美味しいお豆腐やさんがあるというので、
ちょっと寄ってみることにしました。ゴールまでまだ先は長いので、
買うのは無理そう。偵察だけしようと思いました。
水越峠への道との十字路に、中村家住宅と葛城酒造があります。その間の道を中に入ります。
歩いて行くと、『 ←とうふ 』 と書かれた看板が出てるので左に曲がります。
前方、奥まった所が、何やらごちゃごちゃした様子。
そのごちゃごちゃした所が
梅本とうふさんでした(笑)

店内に足を踏み入れると、中も相当賑やかでした。
狭い店内に机があって、座って豆腐を食べている人もいます。
イートイン出来る豆腐やさんって珍しいなあ。キョロキョロ見まわしながら
立ちつくしていると、「はい、どうぞ~ これ試食。そこ座って食べて下さいね~」
と、お豆腐がのったお盆を手渡されました。
えっ! これ試食なん?!こんなにいっぱい食べていいの?
めっちゃ、嬉しい♪ お昼ごはんや~。
座って食べてる人達はみな、試食をしていたのでした。
とにかく、お豆腐もお揚げさんも豆乳鍋も、どれも全部驚くほど美味しくて!(≧∇≦)
後から豆腐ドーナツもかごに盛られて出てきました。
食べたら買わずにはおれんでしょ?ということですね!

注文する時は、バインダーに挟んでおいてある伝票に欲しい品数を書いて店員さんに渡すというシステム。 →
売り切れた商品と、まだ買える商品が店内に表示してあるのでそれを確認して注文します。お昼前でしたが半分くらいが売切れてました。とにかく凄い人気ぶりが伺えました。
あの中田ヒデも来店してるんですね→
★
商品の用意が出来たら名前を呼ばれるのでお金を払って外へ出、
スーパーみたいに自分で袋に入れます。
偵察だけのつもりだったのに、ようさん買ってしまった…
ぶらぶら袋を下げて風の森まで歩きましたよ。
このとうふ屋のドーナツは、今まで食べたドーナツの中で、最も自分好みの味でした♪
食感モチモチで味が薄い。味が薄いというとなんですけど、甘さ控えめで
余計な物が入っていない自然の味ということです。
お揚げさんも、毎日食べてもいいと思うくらい美味しかった。
美味しいお豆腐が作れるのは、きれいな水があってこそでしょうね。
葛城金剛の山々を近くに感じながら古道歩きをした後に頂くと、
いっそう美味しさが引き立つような気がします。
また絶対
葛城古道を歩いて買いに来るぞ~(笑)
住所: 〒639-2321 奈良県御所市名柄53-3
電話:0745-66-0007
定休日:日曜、月曜
帰り、バスを降りてからもたもたし過ぎて
JR御所駅発の電車を目の前で逃してしまいました(>_<)
そうです、その通り!次に電車が来るのは1時間後ですよ。
もう御所まちを散策する気力も体力も残っていない、、、
お饅頭でも買うかな。トボトボと
あけぼのさんに向かいました。
お店に入ると、饅頭よりも先に、壁際の棚に置いてある本に目がいきました。
あ!これは、もしかして、あの方が紹介されていたあの本では!
(→★)
長柄で出会ったあばあちゃんが、「ここは堺屋太一さんの家ですねん。」
と教えてくれた時、私は堺屋太一さんは大阪の方だとばかり
思いこんでいたので、おばあちゃんはきっと誰かと間違ってるんだろうと
半信半疑で聞いていました。でも、このインタビュー記事を読むと、
郵便局のことなど、おばあちゃんが話してくれた内容がその通り書かれてました。
長柄郵便局は、堺屋太一さんが寄付をなさって、休憩スペースが併設された
郵便展示場にする計画が進んでいるそうです。おばあちゃん、ごめんね。
電車に乗り遅れて良かったです。
1. 無題
初めて行ったときは こんなに試食ってと思ったこと
思い出しました。
これを食べたらおいしいので ついつい買ってしまいますよね。
商売上手!!
それから 長柄にも あけぼのさんにも
歴史読本 御所 これ内容満載で 初心者にはわかりやすくて
いいですよね。
本当に 充実した一日だったのですね~~