ここは周知の通り、事前に申し込みが必要です。オンライン予約は
すでに満杯だったので、3月末に往復葉書で申し込んで予約を取りました。
出町柳から叡山電鉄に乗り換え、修学院駅で降りて住宅街の中を歩いて
向かいました。門の中へ入ると、そこには別世界が広がっていましたよ!
受付を済ませたら、待合室で10分くらいのビデオを見ます。
案内の方が前に一人、後ろに私服の警察官が一人ついて、20人程の団体みんなで一緒に
散策してまわります。

良いお天気で緑の木々がいきいきと綺麗で
歩いていてとっても気持ちよかったです。
中でも、紅葉がたくさん目につきました。
秋に来たら、圧巻の景色だろなあ…
約3キロの道のりを1時間半ほどかけて、ゆっくりと見て回ります。
写真撮影はOKです。(但し、団体行動を乱さない範囲内で)
修学院離宮は比叡山の麓にあり、上・中・下の3つの離宮からなっています。
それぞれの離宮へ移動する際は、それらを連絡する松並木の道と両側に広がる
畑の中を通って行くのです。ここが京都市内という事を忘れてしまいそうな
のどかな時間が流れています。何だか桃源郷に来たみたい。
畑は近所の農家の人達に貸し出して管理しているそうで、
この日も実際農作業されている方たちがおられました。
(個人的には庭園も良かったけど、この郷愁感を感じる畑の道もとても良かったです!)
そして、一番の見所は、上離宮のこの回遊式庭園!
急な石段を登りつめた先に隣雲亭があり、
そこから見下ろした眺望は実に素晴らしかったです!
背後の洛北の山々が借景となって壮大な眺めです。
お天気が良かったので、京都市街も見渡せました。
回遊式なので、池の周りをぐるりと歩いて散策できます。
いくつか船着き場が設けられています。船に乗って優雅に四季を愛で、
歌なんかを詠んだそうな…。はぁ、、、贅沢の極みですな~
拝観料は無料ですし、少ない人数で貸し切り状態。
ちょっと遠いけど行って良かったです!
また違う季節にも、是非訪れてみたいなあ…。
新緑の木々たちは、また違った顔を見せてくれるはずです。
この後、お昼を食べようと白川通りを歩いて一乗寺に向かいました。
随分歩いたのでお腹がペコペコです。「もうここにしとこか」
途中見つけた
『茶又』という和食屋さんに入りました。
大した期待もせず、取り合えず空腹を満たそうと入ったこのお店が何と大当たり!!
ボリューム満点、お味よし、お値段よしの大正解のお店でした。
千円でお釣りが来ましたからね~。観光地から少し離れているし、
ガイドブックとかには載っていないけれど、京都でこういう所があるんだなあと
ちょっと感動してしまいました。どうやら地元民に人気のお店のようです。
それから恵文社にちょこっと寄って、
出町柳駅まで叡山電鉄に乗って戻り、
大好きな進々堂でお茶して帰りました。
出町柳周辺、一乗寺、北山、貴船など、洛北は落ち着いていてアートな雰囲気が
感じられる所が多いので、京都の中でもとても好きな場所です。
1. 無題
修学院離宮行って来られたんですね!
新緑のこの時期も綺麗ですね~
私はもう10年以上前の春、、、桜の頃に行きました。
あの頃も綺麗でした♪
何だかまた行ってみたくなりました。