唐招提寺 解体修理の落慶1年記念として、3日午前8時半から、
金堂内部の特別拝観を初めて実施するということで、見に行ってきました。

先週末雨が続いた後の、今日はさわやかな秋晴れ。
西ノ京駅でも、たくさんの人が降り立ちました。




ひぇ~、、凄い人。やっぱり並んでます…


でも、せっかく来たから見て帰らないと。並んで待っている間、水色の空と白い雲を
バックにはえる金堂の甍のくっきりと美しい姿にみとれます。

以前来た時は、まだ解体修理の最中で金堂を拝観することは出来ませんでした。
ですから、今日初めて盧舎那仏様たちとご対面することになります。
通常は金堂の外からしか見れないんですよね?初めてのご対面が金堂内部だなんて
ラッキーです。30分ほどでいよいよ順番がまわってきました!
お~!大きい。 近いです。すぐ手が届きそうな所に仏様がいらっしゃいます!
向かって右から左へとゆっくりと進みます。
薬師如来立像、盧舎那仏坐像、十一面千手観世音菩薩立像
間近でみると、息を飲むほどの迫力です。

もちろん内部は撮影禁止なので、これは
今日もらったパンフレットからの写真です。
この真ん前を進んでいきます。
とっても近くて、かつ大きいので見上げすぎ
て首が痛い。
ガードマンが「立ち止まらないで前の人に続いて進んでください!」と絶えず連呼しています…
(東大寺の法華堂なら何時間でも座って見てられるんですけど…)
右から左に進んで、金堂の後ろへまわって外へ出ます。
だから良かったのは、仏さまの真横や後ろ姿も拝むことができたことです。

盧舎那仏の光背の千の釈迦仏の厚さが以外に薄いことが
分かったり、千手観音様の手のくっつき具合(^_^;)なども
後ろからみることができたり。
(写真は『仏像の事典 熊田由美子監修 成美堂出版』より)唐招提寺は仏様だけでなくて、たくさんの緑がありますよね。
もう少しして、紅葉が色づき始めると、また美しいだろうなあと思います。


